「転職しようか考えているけど、どうにも迷ってしまう…」
「何回も転職しちゃってる自分ってダメなのかな?」
今回は、そんなモヤモヤした思いを持っている人の背中をそっと押しに来ました。
30代までに7回転職を繰り返した僕が
「これは転職したことがない人にはきっと得られないな」
と感じているメリットを4つシェアしますね。
転職が「なんでもかんでも最高!」なんてことは絶対ありません。
しかし、転職したからこそプラスになった部分は間違いなくあります。
それでは、今回も心を軽くしていきましょう!
結論
さっそく結論から。
- 行動力が上がって人生身軽になる
- コミュニケーションの柔軟性が上がる
- 客観力が上がって自己肯定感が高まる
- 自分が向いている場所が分かってくる
順にお話ししていきますね。
行動力が抜群に上がる
ほかのメリットもあるけど、個人的にはこれが一番でかいです。
- 身軽
- フットワークが軽い
とも言えますね。
転職そのものが、主体的な行動の結果。
行動力があるというのは人生にとって文句なし且つ最強に「プラス」です。
転職は「逃げ」だという人もいますよね。
「今のままじゃいけないとは思っているけど、何となく転職に乗り出せない…」
そんな不安感に悩まされている方には、こちらの記事がオススメです。
「転職は今の時代ふつうのことって言うけど、やっぱり不安…」 「転職したいと思うけど、後悔しそうで怖い…」 そんな不安を抱いている人に向けた記事です。 僕は、30代までに7回転職を繰り返してきました。 […]
行動力がアップすると、
- 決断と行動のスピードが速くなる
- 時間を無駄にすることが減る
というメリットがあります。
決断と行動のスピードが速くなる
必要なことはすぐやる。
そうでないことはやらない。
そういう選別と決断ができます。
そして、「やろう」と決めたら間もなく行動に移せます。
転職は、多くの決断を次々にしていくことになりますからね。
- 「転職するかしないか?」
- 「どの媒体を使って活動するか?」
- 「どの企業に応募するか?」
- 「どの企業の内定に応えるか?」
求人の掲載期間、企業への返答期限など、時間的な制約がある場合も多いです。
それだけ、スピード感のある決断と行動ができるようになります。
時間を無駄にすることが減る
決断と行動のスピードが速くなれば、行動力のない人と比べて多くのことを実行できます。
それが積み重なると、人生の密度にものすごく差がつきます。
人生でもっとも価値のある「時間」を上手く使えるということですね。
その時間で得られたはずの知識、経験、お金などを捨てる行為に等しい。
目先の利益(楽をする、怠ける)を得ることで、長期的な損失を被っているということです。
誰でも、
「やりたいと思っててもずっと先延ばしにしちゃう」
なんてのはよくあるじゃないですか。
転職さえすれば完璧な行動力が身につく、なんてことはもちろん無いです。
ただ、転職はとても労力がかかるもの。
それをやりきることで、行動力が上がるのは間違いありません。
コミュニケーションの柔軟性が上がる
会社が変われば、何もかもがガラっと変わります。
- 仕事内容
- スタッフの年齢や性格
- 職場の規模や雰囲気
- コミュニケーションの取り方
- 社内の「ものの考え方」
今までになかった会話のパターンを経験することになるので、引き出しが増えるんです。
もちろん、同じ職場でも社内外のいろんな人との会話はありますよ。
それでもやっぱり、会社が変わったときのコミュニケーションの変化って大きいです。
その変化を生身で経験すると、柔軟性は確実に上がります。
×「環境に適応する柔軟性が足りないから転職した」
○「転職によって環境に適応する柔軟性が上がった」
※頭の固い企業や面接官はこの視点を持ってません…
それから、
「新しいことに対する変なためらいや偏見がなくなる」
というのも実感しますね。
新たな職場でのコミュニケーションを通して、また色んな価値観にふれることになります。
それだけでも、未知のものごとを受容できる力は上がります。
- 器が大きくなる
- 懐が深くなる
と言い換えてもいいでしょう。
経験は、人を成長させてくれます。
客観力・分析力が上がる
いくつも面接を受けているうちに、嫌でも自己分析が深まります。
こういうことをぐるぐる考えるからです。
-人生観、理想とする生き方
「自分はどんな強みがあるのかな?」
-世の中に対して提供できる価値
「自分が大事にしたいものは何だろう?」
-価値観、信念
いろいろな企業と会って話を聞いたり話したりすることで、脳内が小刻みにアップデートされていくんですよね。
こうして自分を深く客観視できるようになると、仕事にもプライベートにもプラスです。
- 自己肯定感が高まる
- 精神的に自立してメンタルが強くなる
これは、このブログで何度か話に出している「メタ認知」という考え方に通ずるところです。
「メタ認知」という言葉、ご存知ですか? 近年はビジネススキルやライフハックとしても割と広まってきているようなので、知っている人も多いかも知れないですね。 ただ、ビジネスの現場である「職場」では全くその広[…]
本当に大事なスキルなので、何度でも言っちゃいます。
転職をしていろいろな職場を経験すると、「世界のなかの自分」という俯瞰的な視点がインストール・アップグレードされますよ。
自分が向いている場所が分かってくる
自分が今の仕事を好きかどうか。
自分が今の仕事に向いているかどうか。
自分が今の仕事で能力を発揮できているかどうか。
それって、ひとつの場所にとどまっていたら知りようがないです。
このことは、作家の水野敬也さんが書かれた『夢を叶えるゾウ』という本でも言われています。
ラーメンの味に例えた話です。
質問やけど、何で自分は「豚骨味が一番好き」て、分かるんやろな?
~中略~
せやろ。つまり、ラーメンの他の味を食べたから、分かんねん。
~中略~
つまりは、経験や。全部経験しとるから、選べんねん。
自分にどれが向いてるか分かんねん。
でも自分ら、一番大事な「仕事」に関しては全然経験してへんやないか。
引用:『夢を叶えるゾウ1』
『ガネーシャ』というゾウの神様が、コテコテの関西弁で「成功するための方法」を教えてくれる本です。
このラーメンの味と同じ考え方で、
「自分に合う職種は全力で探さなければいけない」
と言ってくれているのです。
これにはすごく納得できますね。
今の職場しか経験していない状態では、見えている世界はやっぱり狭いです。
少しでも外の世界が気になるなら、経験のために飛び出してみたほうが良いと僕も思います。
これに関連して、
「応募する」
という考え方も書かれています。
とにかく、自分の才能が他人に判断されるような状況に身を置いてみるんや。
それをワシは今「応募」って言葉で表してるんやけどな。
~中略~
世の中にどんだけぎょうさんの仕事がある思てんねん。
しかも、その「才能を判断する人」はどんだけおる思てんねん。
引用:『夢を叶えるゾウ1』
「応募には、人生を変えてしまうだけの力がある」と語られています。
転職も「応募」のひとつということになりますね。
自分がやっている仕事に価値があるかどうかを判断するのは、お客様や職場の上司です。
今の仕事で才能や価値を認められていなければ、それが認められる可能性を感じられる仕事に「応募」していきましょう。
僕もいろいろな職場を経験しましたが、小さいことでも
- 思わぬところで評価される
- 思わぬところで成果が出る
というのは確かに経験があります。
人間、どこで開花するか分かりません。
そういう発見とか機会を逃さないためにも、やはり「応募」は大事だと共感できます。
まとめ:まずはやってみなけりゃ分からない
最後に、もう一度おさらいです。
- 行動力が上がって人生身軽になる
- コミュニケーションの柔軟性が上がる
- 客観力が上がって自己肯定感が高まる
- 自分が向いている場所が分かってくる
世の中、情報が多すぎて自分がどうすべきかを見失うことってありますよね。
「この業界はやめとけ」
「この業界がオススメ」
とかも、色々言われてますしね。
もちろん正しい情報もあるとは思いますが、それらに従い過ぎるとがんじがらめになってしまいます。
自分の行動に責任を持てるのは、自分だけです。
自分の信念に従って、少々危険でも本当に行きたいと思える道を行くべきだと思っています。
それだったら、どんな結果になろうと後悔しません。
やらずに後悔より、やって後悔しましょう!
ではまた別の記事で :)