「あの上司とはホントに合わん勘弁してくれ」
「同じ職場にいるってだけで憂鬱。マジで帰りたい…」
この記事に辿り着いたということは、そんな怒りと絶望に日々うなされているんですよね?
あの、ひとつ言っていいですか?
めちゃくちゃ分かります。
30代である今までに7回転職を繰り返した僕も、本当に心から尊敬できる上司に巡り合えたことってほぼ無いです。。
むしろ、
「なんでそうなるの?」
というような接し方、言葉の使い方をしてくる上司が圧倒的に多いのです。
きっとあなたも
- 人に優しく、健全な人間関係を望んでいる
- ゆずれない熱い想いを人知れず秘めている
という「理知的で謙虚ゆえに不器用」なタイプですよね。
そうやって、対人関係のことで人一倍考えを巡らせていて「自分」を持っている人ほど、世の上司に対する疑念や不満がつきまとって離れない。
これ、ほんとに蟻地獄みたいです。
ここから抜け出すには、シンプルな原理に立ち返らないといけません。
「所詮、他人を変えることなんてできない」
という原理です。
頭では分かってても難しいことですけどね…
この記事を読んで少しでも腹落ちしてスッキリできるよう、
と感じている僕が前向きになれた考え方をシェアします。
それでは、今回も心を軽くしていきましょう!
結論
早速、結論から。
- 「自分の課題」だけに集中して、無駄な消耗を避けよう
- 「性格」「仕事のやり方」のどちらが合わなくても解決しようとしないこと
順にお話ししていきますね。
合わない上司のことで悩み続けても損しかない
基本、上司は部下の悩みに対して無頓着であることが多いです。
「人間は立場が上になる(権力を持つ)ほど共感能力が下がる」
という研究結果もあることから、部下の不満が溜まるのも必然といえるでしょう。
我々が感じている苛立ちや絶望感を汲み取れるだけの共感力や傾聴力が上司にあれば、こんな記事最初から要りません。。
つまり、上司が部下のメンタルをマネジメントしてくれることはあまり期待できません。
こちらが悩むだけ無駄であり、損なのですね。
彼らは「上司の在り方」についてしっかり学んでいる訳ではない場合が多いですし。
そこで、損をしないために使える最強の武器がこれです。
アドラー心理学の教えのひとつ。
- 「これは誰の課題か?」という視点を持つ
- 自分の課題と他者の課題を切り離す
- 他者の課題には介入しない
- 自分の課題には介入させない
「課題」とは?
◆自分の課題
自分に変えられること。
その結果に対して責任を負うのが自分であること。
例:自分の考え方、行動など
◆他者の課題
自分にはどうにもできないこと。
その結果に対して責任を負うのが他人であること。
例:他人の性格、行動など
上司へのストレスにうまく対処するには、
「上司の課題」を如何にガン無視できるか。
ここにかかっています。
それができれば、
- 「自分にできること」にフォーカスする体質になる
- その体質によって、行動量が増える
- その行動によって、自分の能力値が上がる
というポジティブな流れが発生します。
いっぽう、上司の課題に対して執着してしまうと
- 「なんでいつもアイツは…」とばかり思ってしまう
- 自分にできることをしなくなる
- 成長せず、人生が停滞する
というネガティブな流れが発生します。
マネジメント能力が一向に上がらない上司を横目に、自分は日々勉強と行動に勤しんでいきましょう。
それで知識やスキルを貯めて自分の強みを大きくしていけば、市場価値が高まって自信もついていきます。
いずれ「今の環境に縋りつく理由なんて無いんじゃん?」と気づくことでしょう。
そして、次のステージに向けて無意識に動き出しているはず。
さて、今回で言う「自分の課題」のひとつは
「上司と合わないという感情に対する正しい理解」
です。
ただ何となく「あの人合わんわ~」と嘆くにとどまるのは、自ら怒りと絶望の沼で泳ぎ続ける行為。
そうならないように考えを進めてみましょう。
「上司と合わない」は解決のしようがないのが事実
「合わない」だと漠然としているので、もうちょっと具体化してみると
- 性格が合わない
- 仕事のやり方が合わない
のどっちかのパターンに当てはまりませんか?
ただ、これって考えてみると、残念ながらどっちの場合も「解決」はできないことが分かります。
そのため結局は「自分がどう行動していくか」に考えを集中するのが最善の一手です。
「性格が合わない」は解決できないのか?
確かに、性格が合わない人との関係性って色々と悩ましいですよね。
プライベートならともかく、上司とは毎日職場で顔を合わせるので関係は切っても切れません。
ところが悲しいかな、人の性格って本当に変わりません。マジで。
価値観がガラっと一新されるようなショッキングな体験をして、変わるかどうかのレベル。
外側(他人)から口でどうこう言われて変わるような単純なものではない。
ましてや自分と合うように上司が性格を変えてくれることなぞ、もうほんとに2万%有り得ません。
「千差万別の性格を持つ部下を一人残らず100%活かしきれる上司」なんていませんしね。
それはさすがに求め過ぎになってしまいます。
それは逆にこちらも
「いかなる時も完璧な成果を上げて100%上司の期待に応えなさい」
と言われているようなもんです。
ですので、性格の不一致であーだこーだ言うのはもうお互いやめにしましょう。
目を向ければ向けるほど自分が息苦しくなる。
つまり、我々に残された選択肢は2つ。
- できる範囲で距離をとって接する
- 耐える必要はないと考えて環境を変える
個人的には、あまりにもヤバい上司からはさっさと逃げてしまうべきだと思ってます(異動か転職)。
1度きりの人生、そして自己実現の時代に、意味のない苦行に時間を浪費するのはあまりに勿体なさすぎです。
「誰と付き合うか」は人生に大きな影響を持つもの。
その苦労の先に自分が追い求める仕事や待遇が待っているなら頑張ってもいいとは思いますが…
そうでなければとっとと戦略的撤退です。
※ただし、転職を選択する場合は「ストーリーを語れるか」について考えておいたほうが無難です。
詳しくは↓の記事を覗いてみてください。
「転職活動を始めたのはいいけど、特にやりたいことがない…」 「とりあえず良さげなところを受けてるけど、手応えがない…」 そんなふうに行き詰ってませんか? その場合は、考える順番を見直せばグッと活動が楽[…]
「仕事のやり方が合わない」は解決できないのか?
性格については「前向きに諦めてしまおう」という話でした。
じゃあ仕事のやり方についてはどうかと言うと、これも解決はほぼ不可能と言っていいです。
なぜかというと
上司と部下ではそもそも組織上の「位置」「役割」が違っていて、上司の仕事は「上司の課題」だから
です。
会社が組織として機能するために果たすべき役割は、上司と部下で異なる。
◆上司の役割
部下を指導・育成・サポートすることで業績を上げる
◆部下の役割
上司の指示に従って業務をこなすことで業績を上げる
だから仕事については「合う合わない」とか比べられないはずなんです。
と同時に、各々の役割を放棄することは組織体制の崩壊を促す行為に他なりません。
そう考えていくと、あなたが「仕事のことで上司と合わない」と感じているのは
- 上司の指示に従っても成果が上がらない現状にストレスを感じるから
- 上司の指示に初めから従わず、独りよがりで仕事をしているから
のどちらかのはずです。
①は上司、②は部下の役割放棄ですね。
僕は今まで色んな職場を見てきましたが、
ほとんどの場合は前者(上司が部下を指導し能力を引き出せていない)です。
だって、会社に入ったら誰だって上司の言うことを聞いて仕事を覚えていくじゃない。
それで継続して上司がきちんと見てくれていれば、部下は役割を放棄したりなんかしません。
上司が自分に関心を持って承認のメッセージを示してくれれば、部下はちゃんとついてくるんですよ。
そうなってないってことは、どこかで部下のやる気を破壊してるはずです。
代表的なのは
- 部下の人格を否定するような言葉遣い、態度
- 部下の話を一切聞こうとしない(無関心)
とかですね。
反対に、もし自分のことをよく見てくれる上司がいたら、それはすごくラッキーであり感謝すべきことです。
上司がどれだけ役割を全うしてくれるかは、僕らにはコントロールできません。
今の上司のもとではどう頑張っても成長できない、そして自分の悩みや困りごとに対するサポートもしてくれない。
そう感じているのなら、ダメ上司を押しのけて上に行くか、環境を変えることを考えましょう。
まとめ:自分の課題だけを考えて行動すれば悩みは消える
最後に、ポイントをざっとまとめておきます。
- 上司は基本的に共感能力が高くない
- 上司の性格を変える方法は存在しない
- 上司のマネジメント能力は上司の課題
- 心を軽くするには上司の課題に目を向けないこと
- 自分の課題に集中して自分の能力を上げていくこと
- それができないほどヤバい環境ならさっさと逃げる
クソ上司のために自分の人生を棒に振らないよう、自分にできる行動に集中しましょう。
ちなみに、ヤバい上司からは反面教師として
「人の信頼を失う言動は何か?」
という視点で学んでおくのはアリですね。
自分が上司の立場になったときに、部下を同じ目に合わせたくないですから。
おまけ
今回の『心を軽くする写真』(記事トップ部)は…
曽爾高原(奈良県)
です~。
すごい山奥にある場所で、一面に広がるススキが有名です。
ものすごくだだっ広い丘はなかなかインパクトがあって感動しましたね。
それでは、また別の記事で:)