「何をやっても上手くいかないし、仕事ができる気がしない…」
「こんな自分なんて、社会にとって必要ないんじゃないかな…」
こういう悩みって、一旦ハマると出口が全然見えなくて、本当につらいものです。
30代である今までに7回転職を繰り返した僕自身も、経験があります。
長いこと「あーでもない」「こーでもない」と、もがき続けてましたよ。
仕事で大した成果も出ず、本当にパッとしないサラリーマン人生だったのです。
今でも100点満点とはとても言えませんが、その頃と比べると明らかに納得した人生を送れています。
その経験から分かってきたこととして、
- 自分の能力不足に絶望してしまう要因
- 底なし沼から這い出るためのアクション
をシェアしていきますね。
自分にできることと自分にはどうしようもないことをきちんと見極めて、効率よく軌道修正できるようお話しします。
それでは、今回も心を軽くしていきましょう!
結論
さっそく結論から。
- どんなときも自分を責めてはいけない
- 自分への過度な期待は「自惚れ」
- 絶望の原因① 「環境」
- 絶望の原因② 「適正」
- 絶望の原因③ 「価値観」
- 絶望の原因④ 「成長」
それぞれ詳しく見ていきましょう。
はじめに:必要以上に自分に厳しくしなくていいんだよ
本題の前に、これだけは言わせてください。
自分を責めないでください。
真面目な人ほど自分に厳しい傾向がありますが、これは確実に「落とし穴」です。
自責は、自分で自分のエネルギーをむしり取る行為。
永遠にネガティブループの外に出られない。
これは、どんな場合であってもやったらダメです。
良いことなんてひとつもないし、誰も得しませんので。
大事なのは常に「これから何をするか?」だけです。
ただ、あまりに希望が見えないとネガティブに考えたくなる気持ちもすごく分かります。
そんなあなたに思い出してほしいことが、2つあります。
あなたの仕事は必ず誰かの役に立っている
今の会社に採用され、日々出勤し給料をもらえている以上、必ず誰かの役には立っています。
どれだけ自分に自信がなくても、これは揺るぎません。
たとえクソみたいな雑用ばかりやらされたとしても、それは上司や同僚の負担を減らして貢献しているんです。
それに、どの会社だって能力の高い人間ばかりで回っているわけではありません。
能力が高くなくても人柄が良くて、
- 周囲のメンタルに良い影響を与えている
- クッション的な役割を果たしている
という場合もありますしね。
会社から「お前は要らない」とはっきり言われない限り、間違いなくあなたは会社にとって必要な存在です。
初めから能力の高い人なんていない
もしあなたが今の職場で経験が短いのであれば、能力が低くて当然です。
独り立ちできるまでにかかる年月は、職種によって様々です。
もちろん個人差はあれど、
「1~2年で一通りの基礎は身につく」
という仕事もあれば
「一人前になるのに10年はかかる」
という仕事もあるでしょう。
特にエンジニアなどの技術系の仕事は、習得にすごく時間がかかります。
そんな中で周りの中堅やベテランの社員と比べて「自分なんて…」と思うのはある意味「自惚れ」なのです。
また、同期とも比べる必要はありません。
人によって強みとしている要素は違うので、誰かと習熟のスピードを比べるのは不毛です。
自分のペースで自分の人生を生きたって、何も問題ありません。
それでは次に、本題である
- 自分の能力不足に絶望してしまう要因
- 底なし沼から這い出るためのアクション
に話を進めましょう。
絶望する原因と対策①:物理面【能力が追い付かない】
まずは、なんといっても
「物理的に能力が追い付かない」
がメインの悩み事ですよね。
これには、主に2つの要因があります。
それぞれ対策もお話ししますのでチェックしてみてください。
物理面①:環境【上司の指導・マネジメント不足】
上司の仕事は、部下を指導して業績を上げることです。
つまり、能力不足のスタッフを放置するのは明らかに上司の職務放棄です。
部下だって、好きで能力不足に困っているわけじゃないですよね。
そこに達するまでは当然、上司が丁寧に指導する必要がある。
ただ、教育体制をしっかり整えていない会社ってすごく多いです。
そういった「教育や仕組み化を怠る組織」は発展していきません。
離職率が高く、
・能力のある人材が育たない
・仕事の品質を担保できない
という問題を抱えている。
店舗経営コンサルタントであり、DIC幹部育成コンサルティング株式会社の代表取締役である鳥越恒一さんが書かれた
『できる店長は、「これ」しかやらない』
という本によると、人を育てるには
- トレーニングプログラム
- マニュアル
が必要だとされています。
【トレーニングプログラム】
いつまでに何の仕事を覚えてもらうかを明示してスタッフのやる気を引き出す。
【マニュアル】
ギャップが生じないように手順書を整備すれば、品質が落ちない。
引用:『できる店長は、「これ」しかやらない』
第3章「人がどんどん育つ」仕組み
スタッフを確実に戦力化するには、やはり標準化が欠かせないのですね。
1章~7章にわたって「7つの仕組み」が解説されています。
「性善説をもとにして、誰でも成果を出せるように仕組みを整えましょう」という前提で書かれているんですね。
得られるメリットはこれ。
- 厳選されたマネジメントの手法を知れる
- 今の職場のマネジメントのレベルを測る指標となる
- 自分の行動に取り入れるヒントをたくさん得られる
気になる方は、ぜひポチって読んでみてください。
対策
正直な話、ここだけは自分ではどうしようもないところです。
上司は自分で選べないし、環境面は入ってからじゃないと実際のところは分かりません。
強いて挙げるなら、上司に直接「能力が追い付かず困っている」と相談することですね。
これについては、↓の記事でも触れています。
自分のことしか考えず放置してくる。 言うことがコロコロ変わる。 相手によって態度を変える。 上司のそういう姿を見ると、ほんと信用できなくなりますよね。 上司に不信感を感[…]
物理面②:適正【仕事内容が自分の性格や特性に合っていない】
人間、向き不向きは必ずあります。
ある程度の期間は頑張ってみたけど、それでも全く進歩しない。
そんな場合、そもそもあなたの持ち味を全く活かせていない可能性が高いです。
人と話すのが苦手な人が接客や営業で頑張っても成果は出にくいでしょう。
数字が苦手な人が経理の仕事に就いても毎日辛いでしょう。
- 本当にやりたいことを我慢していないか?
- 世間体で仕事を選んでいないか?
- 自分の心に嘘をついていないか?
と自問しつつ、対策に打って出ましょう。
対策
今の仕事の適性の度合いによって、
- なんとか続けて頑張る
- 見切りをつけて職を変える
の2択です。
ここはあなた自身の体感や直感で選べば良いと思います。
自分の人生、どの方向に舵を切るかは自分で考えて決めるしかないですからね。
②は転職するというだけの話なので、↓の記事を参考にしつつ動き出してください。
僕自身も経験済みですが、無理なものは無理なんです。
仕事を辞めようとすると、100%の確率で向けられる言葉があります。 「次の仕事は決まってるの?」 です。 このツッコミに対して「面倒だ…」と感じる人は多いんじゃないでしょうか。 場合によって[…]
「転職活動を始めたのはいいけど、特にやりたいことがない…」 「とりあえず良さげなところを受けてるけど、手応えがない…」 そんなふうに行き詰ってませんか? その場合は、考える順番を見直せばグッと活動が楽[…]
ここでは、①「今の仕事を頑張って続けたい」について深掘りします。
オススメしたいアクションはこれです。
上司や先輩に、細かい作業内容だけじゃなく大枠の話も聞いてみましょう。
話のサイズを広げるということです。
- 会社が世の中にどんな価値提供をしているのか
- その中で自分の仕事がどの位置にあるのか
- 他の仕事や工程はどんなものがあるのか
- 仕事を進めるうえで意識するポイントやコツは何か
何事も体系的な理解がめちゃくちゃ重要です。
でないと、ひとつひとつの仕事に対して理解が全然進んでいかないからです。
そのためには、自分でも日々の仕事で気づいたこと、分からなかったこと、学んだことはメモしていきましょう。
それを積み重ねて、なるべく点と点を線に繋げていく意識が大切です。
いっぽうで、具体的な仕事のしかたについては、上司や先輩に教えを乞うて愚直に従えば良いです。
分からなければ、分かるまで何度も聞けば良いんです。
小さなことであっても立派な仕事。
- 何をやって欲しいか
- 目的は何か
- どんなやり方で進めるか
と、とにかく具体的に指示をもらいましょう。
上司や先輩も「お客様」と考えて、適切なアウトプットができるように綿密に擦り合わせるのです。
絶望する原因と対策②:精神面【ダメな自分がつらい】
仕事で能力の無さを痛感し続けると、精神的にキツいものがあります。
これについても、2つの要因と対策を見ていきましょう。
精神面①:価値観【仕事内容にやりがいを感じられない】
自分の価値観をはっきりと認識できていますか?
そうでないと、仕事にやりがいを見出すのは難しいです。
いまの仕事に少しでもやりがいを感じられないと、「頑張ってスキルを高めていこう」という気力が起こりません。
モチベーションを保てない状況で能力を身につけるなんて、無理な話です。
この泥沼にハマらないためには、まず「自分には価値がある」と思うことが第一歩です。
「今の仕事の能力」だけで、あなたという人間の価値は決まりません。
最初に前提としてもお話ししたように、「自責」は絶対にやっちゃダメなのです。
対策
人生の目的を設定しましょう。
自分の軸や価値観があいまいだと、どんな道に進むかの方向性が定まりません。
- どんな生き方に魅力を感じる?
- 何年後にどんな生活をしていたい?
といったことを自問して、自分自身とよく向き合いましょう。
なるべく制約を取っ払って、自由な発想で考えることが大切です。
自分に嘘をついた結果の答えでは、同じことが繰り返されてしまうからです。
ただ、僕もそうでしたが、若いうちはよく分からなくても当たり前です。
それでも頭を使って考えるかどうかが、分かれ道。
- 勉強する(本を読む、YouTubeを観る等)
- 新しい挑戦をする
- 色々な価値観に触れる
→「自分ごと」としてインプット
→ 価値観がアップデートされる
→ 自分が磨かれて軸や価値観が明確になっていく
- 勉強をまったくしない
- 新しい挑戦を何もしない
- 色々な価値観に触れない
→インプットが何もない
→価値観が全くアップデートされない
→自分の軸や価値観に対する意識がいつまでも生まれない
ただ、人生の目的を考えるといっても未来のことは予測できません。
自分の信念を大切に、今を精一杯生きる、楽しむということも忘れないでください。
精神面②:成長【前に進んでいる感覚がない】
能力不足で悩んでしまう原因のもうひとつは
「前に進んでいる感覚がない」
です。
きっと、普段仕事をしていても
「ここは成長した部分だな」
「これをやり遂げたぞ」
「これは勉強になったな」
という感覚を感じられていないのではないでしょうか?
その状態では精神的に充実感がないので、前に進む(能力を高める)活力が沸きません。
対策
そのままですが、
という感覚を得ることが必要です。
小さな成功を日々体験しているかどうかが鍵。
行動を起こして、そこから何かしらを得ることが必要。
本当に小さなことからで良いので、「できること」を1つずつ増やしていきましょう。
そのためには、前述したように「体系的な理解」が進むように上司や先輩にアドバイスを求めたほうが良いです。
いくら能力が無くても、きちんと指示を受ければこなせることは絶対にあるはずです。
いかに自分から行動して「何かを得よう」とするか。
そこに集中して取り組んでいる間は、モヤモヤした気持ちを封印できます。
人間、行動していれば悩みは消えるからです。
「どうせ自分は能力が無いから」と逃げずに、
「自分にできることは何か?」を探していきましょう。
その勇気さえあれば、ちょっとずつでも必ず前に進んでいけます。
まとめ:どれだけ絶望してもあなたには価値がある
最後に、ポイントをざっとまとめておきます。
- どんなときも自分を責めてはいけない
- 自分への過度な期待は「自惚れ」
- 「環境」の対策:こまめに相談する
- 「適正」の対策:仕事の全体像を理解する
- 「価値観」の対策:人生の目的を考える
- 「成長」の対策:小さな成功を積み重ねる
僕も経験があるんですが、絶望しているときって実は
「絶望して悲しみに暮れている自分を気に入ってしまっている」
っていう謎ステータスになってることがあります。
自分では気づいてないだけで。
悲劇のヒーロー・ヒロイン気分に近いものがあります。
あなたはそんなことないと思っていますが、もしハッとした方はお気をつけて。
自分の殻に閉じこもるのが快適なのは、今だけです。
自分の価値を信じて、勇気を出して行動してきましょう!
ではまた別の記事で :)