転職活動で「常識」「マナー」とされている謎文化。
そのひとつが
「人間関係が原因で退職したことを正直に話してはいけない」
です。
この風潮が昔から本当に謎に感じます。
仕事の悩みの原因も、退職の最終的な引き金を引くのも、正直言ってほぼ人間関係じゃないですか?
退職理由を調査したランキングを見ても、必ず上位に出てきますよね。
それを話しちゃいけないとなると、嘘で塗り固めることを前提にした面接になります。
企業側も都合の悪い内容は隠そうとするので、
お互い化かし合う面接なんてやる意味あんの??
としか思えないんですよね。
そうした日本の就活情勢に変革を起こす力は僕にはありません。
しかし、30代である今までに転職を7回繰り返した僕は
と、あなたの背中を押すことだけはできます。
人間関係が理由の転職に対する世の風潮を3つ取り上げて、それが詭弁だと感じる理由を書いてみますね。
それでは、今回も心を軽くしていきましょう!
人間関係が理由の退職に対する世の風潮3つ
まずは3つ並べます。
- そもそもマイナスな理由を口にするのはNG
- 前の職場を悪く言う人を信用できない
- 自分の会社でも人間関係のトラブルを起こすと思われる
この順番でお話ししていきますね。
そもそもマイナスな理由を口にするのはNG
おそらく、ココが根本なのでしょう。
絵に描いたようなキレイな理由で辞められるケースなんて、そう無いって。
後ろ向きな辞職が良くないことくらい誰だって分かってるんです。
分かった上でそうせざるを得なかったのは、本人としても苦渋の決断だったはず。
それなのにその退職理由を「NGだから封印しろ」なんて、考え方が雑すぎます。
というか、
退職は後ろ向きだったとしても、皆そこから前を向いて転職活動に向かっています。
その姿勢を無視して、何も考えず一方的に「マイナスな理由は口にしてはダメ」はおかしな話ですよね。
僕が採用側なら、求職者の本心にアプローチした上で、本人がそれをどう捉えているかをじっくり聞いていきます。
そうやってその人の価値観に触れて初めて、「ウチに入って活躍してくれるか」を判断できるんじゃないでしょうか。
前の職場を悪く言う人を信用できない
もちろん、必要以上に前の職場を悪く言うのは信用を失うコミュニケーションですよ。
でも働いてれば良いことも悪いこともあるに決まってます。
逆に言えば
必要以上に真実を隠している人は信用できる人物なの?
表面上納得できる理由だったとしても、それが真実だとする根拠はあるの?
本当の理由を隠して取り繕ってる人を採用するのが良い仕事なの?
隠された本当の理由が採用後に再発したら、あなたの採用は失敗なのでは?
と問い返したいところです。
これらの疑問に納得のいく答えが聞けるのかは、あやしいものですね。
愚痴に終始するのがいけないのは誰だって分かってるし、そんなことする人はいないでしょう。ただ、
「退職に至った原因である職場の問題点を無かったことにして転職理由を説明する」なんて無理ゲーすぎます。
伝え方さえ気をつければ、素直な本音を語ることがそんなに悪いことには思えません。
自分の会社でも人間関係のトラブルを起こすと思われる
もう…なんですかこれ。ほんとに理不尽すぎます。
なんでこっちがトラブルを起こした張本人っていう前提なのよ。
そもそも人間関係のトラブルを起こすような人って、大抵その会社に居座り続けてることないですか?
それで、害を受けた人が「辞める(転職活動する)側」になってると思うんですよね。
だからこれはホントに言いがかりも良いところです。
パワハラ・モラハラ上司に耐えかねて辞めた場合もある
まさに「不本意だけど辞職を余儀なくされた」パターンですよね。
こういう上司を管理者のポジションに据えてのさばらせている時点で、その上の管理もザルです。
そんな場所で自分の人生を棒に振るよりも、さっさと環境を変えるほうがよっぽど賢明じゃないですか。
「ヤバい上司の下でも何とか辞めずに頑張っていこうと努力したけどダメだった」
の可能性もあるわけで、それならネガティブ要素でもなんでもありません。
それを今度は「ストレス耐性が低い」とか言い出したら…。
こうなってくると、何とかして求職者の粗を探して「ダメなやつ」というレッテルを貼ろうと躍起になってるようにしか見えません。
そんなことをして
「上手い言い訳で取り繕ってる人間」よりもずっと「思考力があって努力家の人間」
を潰して見過ごしているケース、ほんとに無いんでしょうか?
優秀な人ほどヤバい職場に見切りをつけるのが早い
世の中には、信じられないくらいモラルの低い職場もあります。
そういう環境って問題が根深くて、自分の努力ではどうにもならないこともあるんですよね。
人生において「誰と一緒に時間を過ごすか」はすごく影響が大きくて、
- 賢い人が周りにいると自分も成長できる
- 浅はかな人ばかり周りにいると悪影響を受ける
というのは僕自身も経験があります。
プライベートなら付きあう人を選べばいいですが、職場ではそうもいきません。
同じ組織で働く以上、そういう影響を完全にシャットアウトするのって結構無理なんですよね。
それを理解したうえでの能動的な辞職は、決してネガティブなことではないと思えます。
本当に自分に合う職場なんて、ひとつの場所にとどまっているだけじゃ見つかりっこないじゃないですか。
世の中、文句ばかり言いながら自分からは何もアクションを起こさず、惰性で働き続ける人は大勢いますよ。
そんな中、「次へ行こう」と決断して行動できるというのはポジティブなことです。
転職は「逃げ」ではありません。
自分が思った通りの人生を生きるための確実で大きな一歩です。
まとめ:仕事を辞める理由なんて本人の自由
最後に、伝えたいポイントをまとめます。
- 転職活動をしていること自体が前向きな行動
- 本当の退職理由に後ろめたさを感じる必要はない
- ヤバい人たちからさっさと逃げるのは賢明な選択
- 仕事を辞めることは「逃げ」ではなく「前進」
実際に僕自身が面接で話すときは、変に取り繕うんじゃなくて
- 自分は○○という価値観・実績を持っています
- 前職は××な働き方が難しい環境だと感じた
- 御社はそれを実現できる環境だと感じた
- ○○を活かした××な価値提供で貢献します
くらいの感じではっきりと表明してます。
人間関係がクソだったという直接的な言葉は避けつつ、本心・核心に限りなく近い部分を伝えていきましょう。
ではまた別の記事で!
おやすみなさい