「転職は今の時代ふつうのことって言うけど、やっぱり不安…」
「転職したいと思うけど、後悔しそうで怖い…」
そんな不安を抱いている人に向けた記事です。
僕は、30代までに7回転職を繰り返してきました。
正直に言って、その中には「失敗だったな」と思う転職も何回かありました。
そのなかで転職に失敗するパターンが見えてきたので、それを4つシェアますね。
全部、体験済みの内容です。
タイトルにもありますが、今回一番言いたいことはこれです。
逆に言えば、今回ご紹介することを分かったうえで転職活動するなら、失敗はある程度防げます。
それでは、今回も心を軽くしていきましょう!
結論
さっそく結論から。
- 転職先の職場に期待し過ぎてはいけない
- 年収は必ずしも上がらない
- 人間関係は必ずしも良くならない
- やりがいは必ずしも感じられない
- 「手に職」だけ考えても必ずしも続かない
- 転職してみないと分からないことがあるのも事実
順にお話ししていきますね。
後悔するパターン① 「給料が上がるはず」
何の疑いもなく「転職すれば給料が上がる」と思っているとしたら、いったん待ってください。
高い給料をもらえる仕事に就くには、基本的に高いスキルがないと無理です。
(逆に言えば、スキルがあれば給料upは可能)
試しに、転職サイトとかで求人を見てみてください。
未経験で入れる会社は給料が安い
現段階でスキルを持っていない場合、未経験でも応募可能な求人をあたることになります。
すると、そのほとんどが新卒と同じくらいの給料しか出ないことが分かるはず。
とういか、実質的には新卒以下の水準です。
「みなし残業代込みの表記」になっているケースが多いからです。
たとえば、こんな感じ。
表記は
「月給23~26万」
実際は
「基本給17~18万円+みなし残業代5~8万円」
つまり、30代だろうが40代だろうが、20歳そこそこの時と大差ない程度の年収しか得られないということです。
独身ならまぁやっていけるけど、家庭がある場合はだいぶ厳しいでしょう。
「年齢・経験を考慮して決定します」は9割がた嘘
僕も、以前はこの文言に期待を寄せていました。
そんな僕がバカでした。。
求人の給与欄って、どこも決まり文句のようにこう書いてあります。
基本給23~35万円
※みなし残業代5万円を含む
※年齢・経験を考慮のうえ決定
これって、すごい期待させられるんですよ。
例えばこんなふうに考えちゃいます。
でも、実際に面接を受けてみると9割がた最低額です。。
もしくはそれに毛が生えた程度が関の山。
これが実情です。
もっとタチが悪いと、
「入社前に給与額の提示がなく、入ってみたら全然話が違った」
なんてケースも。
給与額は、必ず入社前にその他の労働条件と併せて書面で明示してもらう
「未経験でも高収入」の求人は疑ってかかるべし
未経験でも30万とか40万とか書いてある求人も見かけます。
よくあるのは
- 営業職
- 製造職
ですね。
基本的に、おいしい話には裏があると思ったほうが良いです。
ブラック企業である可能性もそこそこ高いので。
たとえば、こんなことが起こり得ます。
- ノルマがきつく、未達成だと厳しく迫られる
- 超体育会系で、罵声罵倒は当たり前
- インセンティブがつかないと給料激安
- 残業時間がとんでもないことになっている
- 交代制で夜勤があって体調管理が大変
- そもそも給与額が嘘っぱち
このあたりは、応募するなら念入りに確認してください。
賞与額が明記されていないことで年収が下がるかも
賞与は、「○○ヶ月分」と明記されていない求人が多いです。
「業績によるので確約できない」というのは仕方ないとは思いますけどね。
そのため、もし今の仕事でボーナスがそれなり出ているなら、一度立ち止まって考えたほうが良いかも知れません。
転職後に年収が上がるか下がるか確実には分からないので。
「賞与年2回」と書いてあっても、寸志もしくは出ない可能性もある
僕自身これによって誤算が生じたことがありますので、お気をつけて。
後悔するパターン② 「人間関係が良くなるはず」
これも、ほんとに落とし穴です。
たとえば、今の職場でクソ上司に悩まされて転職を決意したとします。
このときって
「こんなクソ上司そうそういないから、少なくとも今より悪い環境になることは絶対ない!」
って思っちゃうんです。
でも、ハッキリ言ってそれは幻想です。
今の職場が世の中で最低だと思える
→「今の職場しか知らないからそう思えるだけ」の可能性大
世の中、上には上がいます。
もっとひどい人間関係に苦しむ羽目になったことが、僕は実際にありました。
そうでなくても、今のクソ上司とはまた違った種類のストレスが多くなるかも知れません。
結果オーライ的な感じで良くなることもあるんですけど、これはただ運がいいだけです。
人間関係は、ほぼ運ゲーなのです。
「上司ガチャ」という言葉もあるくらいですしね。
狙ってどうにかなる問題じゃないし、どこへ行っても必ず1人はヤバい奴っています。
その中でできるベストな生き方は、これ。
↓たとえばこんな部分↓
- 笑顔が多い
- 穏やかで話しやすい
- 心が広く器が大きい
- 他者を尊重している
- 自信に満ちている
- 行動力がある
自分を磨いて人間的な魅力が増すと、少しずつ周りに良い影響を広げられるようになります。
すると、「良い人」を引き寄せられることが増えるんですよね。
自分と価値観の合う仲間も見つかりやすいです。
運を天に任せるのもいいけど、ちょっとでも成功確率を上げたいじゃないですか。
後悔するパターン③ 「やりがいを持てるはず」
「やりがいを求めて転職」は、自分の価値観・軸をしっかり持てていることが条件です。
それが無くて「何となくやりがいがありそう」くらいの気持ちで転職すると、痛い目を見ることがあります。
僕の話だと、昔から「これがやりたい」なんて夢が何もありませんでした。
そういう人間にとって、「やりがいのある仕事」なんてものはそう簡単に見つからないのです。
歳を重ねて、人生経験が増えてきて、色んな職場も経験してきて、
ようやく自分の本当の価値観が分かってきたような感じがするというレベルです。
というか、価値観は変わっていくものですしね。
と笑う人もいるかも知れません。
しかし個人的には
と、自信をもって言えます。
そのくらい、「やりがいのある仕事」というのは誰にも簡単に手に入るものではありません。
そこを甘く見ていると転職が失敗に終わるかも知れないので、気をつけましょう。
「やりがい」とまではいかなくても、
- 自分の性格
- 自分の強み
といったものが少しでも活かせているなら、今の職場で頑張ってみてもいいかも知れないですね。
もちろん、「もうここにいても時間の無駄だ」と思えるなら転職すべきですが。
後悔するパターン④ 「手に職をつけられるはず」
それは確かにそうです。
食いっぱぐれないスキルを身につけるに越したことはありません。
ただここにも落とし穴があって、
- あまりに自分に向かない仕事は続かない
- 少しくらい面白さを感じられないと続かない
というのが実際のところです。
僕は文系出身でありサービス業出身です。
それで製造業の機械設計職にキャリアチェンジしたことがあるんですが、これが本当に向いてませんでしたね。
スキルが足りないなか教育も十分に受けられなかった等の環境面もあります。
それもありますが、もっと根本的に「これじゃない」感をずっと感じていました。
「この仕事面白いな」と感じられる瞬間が何ひとつ無いと、やっぱり長くは続けられません。
いくら仕事だからといっても、完璧には割り切れなかったのです。
3社ほど同じような職種で渡り歩いてチャレンジしたものの、やっぱりダメでした。
結果的に、エンジニアとしては十分なスキルが身につかないまま職歴だけが増えたんですね。
「手に職をつけること」を止めはしません。
ただ、「手に職をつけて自分は何をしたいのか」という「その先」が何も無ければ、一旦冷静になりましょう。
自分の生き方とか価値観を度外視していると、後悔するかも知れないですよ。
後悔するパターン⑤ 「空も飛べるはず」
おっと失礼、これはスピッツの楽曲でした。
最後に:何事も「やってみなけりゃ分からない」
もう一度、ポイントをおさらいしておきましょう。
- 転職先の職場に期待し過ぎてはいけない
- 年収は必ずしも上がらない
- 人間関係は必ずしも良くならない
- やりがいは必ずしも感じられない
- 「手に職」だけ考えても必ずしも続かない
100%はなまる満点な職場は、どこにもありません。
今回ご紹介した4つのポイントを全部追い求めていたら、転職活動を始めることすらできなくなってしまいます。
それはすごくもったいないことで、やっぱり何事も「やってみないと分からない」です。
「年収は上がるか分からないけど、今はこの仕事にチャレンジしたい」
「やりがいを持てるかは分からないけど、お金のためならやってやる」
そんな感じで、
リスクはきちんと把握しつつ後悔のない選択を自分でする
というのが最善の道だと思っています。
転職をしようとすると、引き止めてくる人も必ず出てきます。
でも、他人の意見に従って「やらずに後悔」するより、自分の信念に従って「やって後悔」しましょう。
もちろん、「転職しない」というのも考えて選んだのなら立派な決断です。
あなたは、どうしますか?
ではまた別の記事で!
おやすみなさい