上司からの言葉が引き金になって、張りつめていた糸がプツンと切れる。
あの「虚無の感情」を体験した方、ようこそ来てくれました。
上司って、どうしてあんなに部下のやる気をぶち壊すのがお上手なんですかね?
もちろん良い上司もたくさんいるけど、それ以上にマネジメントを放棄しまくってる上司が多すぎる印象があります。。
それが原因で働きづらさを感じているサラリーマンは数知れません。
30代である今までに転職を7回繰り返した僕ももちろん、クソ上司に何度も「糸」を切られてきた1人です。
その中から特に印象に残っているものを4つ紹介したいと思います。
「おぉ、こういうタイプもいるんだね!」くらいの軽いエンタメとしてお楽しみください。
やる気がねぇなら来なくていいんだぞ!
おぉ、イイ感じで昭和の香りが芳しく漂いますね。
これは新卒で入った会社で、専門店の販売員として働いていたときの上司です。
頑固者のベテランという、どの職場にも必ず一人はいる人種ですね。
もともとこの人からは順調にストレスを与えられ続けていました。
経緯としては、店の方針で僕ら下っ端はあまり最前線には出ず、お客様に渡す商品の仕上げとかを担当してました。
ある日僕は、「即日渡し」で受付されていた商品があるのに気づくのが遅れてしまいます。
その日はお店が忙しく、あれやこれや同時並行で動いていて見落としてたんですね。
まぁこれはお客様からしたら関係ないので言い訳にはなりませんが、ひとまず納期には間に合わせました。
受付されてから手付かずになっているその商品を見て、
「やる気がねぇなら来なくていいんだぞ!」
と上司がブチ切れたわけですね。
確かに完全に自分の不注意なので、お咎めを受けて当然かも知れません。
しかし
「やる気がなかった訳ではないのに、そう決めつけて頭ごなしに怒鳴る」
という行為は、上司として褒められたものじゃないとも思えます。
職場で感情をむき出しにしちゃってる時点で、自己コントロール力が低いのは明白だし。
この言葉で最後の一線を完全に越えたあの時の感情は、今でもまだ思い出せます。
社会人2年目でまだ耐性レベルが低かったのもあって、これでもう完全に僕の中のメーターが「0」を指しました。
あなたは性格が暗いんだからもっと明るい色にしなさい!
はい出ました、人格否定パターン。
にしてもこんなにハッキリ言うか?
これもさっきと同じ、新卒で最初に入った会社ですね。
なんとこの人、店長です。。
信じられますか。
販売員はだいたい自社商品を身につけて店頭に立つことが多いですよね。
そのお店でもみんなそうしてました。
それで、僕がどれにしようかと選んでいたのを見ていた店長から言われた言葉なのです。
新入社員だからって見下してるにもほどがあるでしょ。
別に怒ってきたわけじゃなくて、「冗談:本気=50:50」みたいな絶妙にスカした感じでした(伝わるかな?)。
当時接客がまだ下手だったので、店長から見て
- 自信なさげ
- 元気がない
みたいな印象を持っていたんでしょう。
僕なりにはできうる限りの対応をしていたし、スタッフともコミュニケーションは取っていたんですけどね。
上司の目線も知っている今になって思い返してみると、この店長はいつもダメ出しするばっかりで何も教えてはくれませんでした。
それでどんどん自分でも自信が持てなくなって、売上が一向に伸びずにまた自信を失って…というネガティブループにはまってましたね。
店長はそんな僕に、販売以外の仕事の指示を積極的に出すようになっていきました。
- 近所の競合店の偵察
- 店を回すための支援業務
- 水槽で飼ってる魚のエサやり
- 水槽の掃除
- 電球の交換
- 休憩室の水道の修理
とかやってましたね。
ちなみにペットショップじゃないんですよ?ほんとにただの雑用です。
水道の修理をするために採寸し、店を抜け出してホームセンターへ行って部品を見繕っているときは、もはや自分が何をしているのか不明でした。
そして修理が終わると、そこだけ褒めてくる店長。
ひとつも嬉しくないどころか余計に反発したくなったけど、そこは適当に笑っときました。
おっと変な思い出が蘇ってきてしまって脱線しました。
とにかく、こんなにストレートな人格否定をしてくる人間のもとでは「頑張って働くぞ!」なんてエネルギーは発生しませんね。
あんなの授業じゃないから!
これは鮮明に残ってるので一生忘れることはないでしょう。
さっきの専門店を辞めたあと、僕は進学塾の講師の仕事に就きました。
中学の頃に通っていた塾で少し思い入れがあって、たまたま求人が出ているのを見つけたので応募して入ったんですね。
まず本部で何日か研修を受けていたんですが、修了するには
「模擬授業」
といって、数人の審査員の前で模擬的な授業を行ってOKが出る必要があります。
幸いこれは上手くやって1発OKをもらって、実際に校舎に配属となりました。
そして配属後は上司のOJTですね。
まずは教室の一番後ろに座って、その先生の授業のやり方のお勉強です。
しばらくすると実際に自分が授業をする練習が始まったんですが、これが
「誰もいない空きの教室で見えない生徒相手に1コマ授業をやり切る」
というものでした。
各教室の様子は事務所でモニターできるので、ちゃんと本番さながらの感じでやらないと指摘されます。
なので、ところどころ「じゃあ~、○○!この問題どうかな?」とか言って
空気に向かって「仮想の生徒を当てる」
なんてこともやってました(生徒の呼び捨ては会社のルール)。
そしてある日、カラ授業を終えて事務所に戻った僕に、室長(その校舎のマネージャー)がバッサリ一言。
「あんなの授業じゃないから!」
表面上は「すみません」と反省しましたが、内心かなり頭にきたのを覚えてますね。
来てばっかりの見習いにこんなこと言って、一体何になるのか訳が分かりません。
明らかに仕事をナメてて適当にやってたら叱る必要があるかも知れないけど、普通に頑張ってる部下の努力とか意識を踏みにじってどうする。
ベテランから見てスキルが低いのは当たり前なんだから、お願いだから罵倒じゃなくて必要なアドバイスだけください。
ちなみにこの室長は40~50代くらいの人でしたが、やっぱり昭和の香りが強いタイプでしたね。
というか、ここに来る前に単発で別の校舎を2~3ヶ所回って授業見学する機会があったけど、どこもかしこも
- 室長は融通の利かなそうな頑固者タイプ
- よく分からない社内マナーが存在する
みたいな、悪しき日本の慣習みたいな部分がありましたね。
古い価値観をいつまでもアップデートしない時代遅れのおじさん達、ほんっとに苦手です。。
言われたこともできない奴は、言われたことだけやっとけばいいから!
これは配送の仕事をしていたときのこと。
僕が在籍していた拠点には、すごくタチの悪い人(以下Tさん)がいました。
職制上はただの平社員なのに、社歴が長いというだけで偉い立場の人間として振る舞う古株です。
これもよく見かけますよね。
リーダーもこのTさんには強く出られず、行き過ぎた言動があっても野放しでした。
この人を最も端的かつ的確に表す言葉は「独りよがり」。
見方によっては「仕事に真面目」と言えなくもないですが、如何せん「自分なりのこだわり」が強すぎました。
ほんとに自分のやりたいように縦横無尽に羽を伸ばしていたんですよね。
そんなTさんの指示により、僕はある日から彼がやっているルーティンワークの一部を手伝うことになります。
石頭のため「自分の説明は十分だ」と完全に思い込んでいたようですが、彼の指示がまた絶妙に分かりづらいのです。。
それもあって認識のズレが生まれていて、始めのうち僕は任された仕事を完全にやり切れていませんでした。
その状態を見てTさんは僕に
「○○!これもやれって言ったじゃん」
と言ってきました。
仕事が一部できてなかったのは事実なので、これはまぁ仕方ないでしょう。
認識の差分をきちんと確認して、次からはきっちりやろうと決めました。
明くる日、いつものように2人でルーティンワークをしていました。
僕がTさんの状況を見て
「ついでだから、これだけササッと手伝ってまた自分の仕事に戻ろう」
と思って、彼の仕事の一部を僕が済ませておいたんですね。
それを見たTさんが放ったのが、タイトルの言葉です。
「お前、昨日言われたこともできてなかったでしょ?
そういう奴はそんなことしなくていい。
言われたことだけやっとけばいいから!」
それまで我慢してテンションがかかっていた糸が、ここで完全に切れました。
そもそもアンタがリーダーの存在を無視して自分の裁量で勝手に人を使ってるんでしょ。
そんな部下がちょっとした気遣いで協力したことに対してただ否定すんのかよ。
しかも自分の指示に過不足がなかったかを顧みず100%部下の責任にするわけね。
終いには「お前は使えない人間だ」という人格否定メッセージを突き付けると。
その「ラーメンにトッピング全部のせ」みたいなのヤメろ。
Tさん以外でも全体的にモラルが低い職場だったので、こんなクソみたいな場所にいてもしょうがないと思ってすぐ転職しました。
さいごに:勝手な思い込みで人を蹴散らす老害にはなりたくない
今回、こうやって過去を思い返しながら書いていて思いました。
「最低な言葉で攻撃してくる古い人間には共通点がある」と。
- 頭が固くて共感能力が低く、融通が利かない
- 自分の言動、振舞いに対する客観視ができない
- マネジメントによって生産性を上げるという概念がない
こういう特徴ですね。
もとからそういう人間性だったのか、長年の勤務とか役職が上がったこととかによってそういう性格に変わっていったのかは不明ですが。
どの職場に行っても、こういうタイプの人が1人もいないというのは、少なくとも僕は1度も見たことがありません。
単に、新進気鋭なベンチャーとかの空気感の中で働いたことがないからってだけかも知れませんが。
いずれにせよ、老害からの攻撃に苦しんだ経験を持つ僕らができるのは
「自分の部下や同僚には無意味な苦しみを与えないように自分をコントロールすること」
ですね。
ちょっとずつでも、よりよい世界に変えていきましょう。
ではまた別の記事で!
おやすみなさい